村治佳織のギター作品:レスプランドール:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:レスプランドール
レスプランドール村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,741 人気ランキング: 9,348位
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発売日: 2002-04-24
発売元: ビクターエンタテインメント
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村治佳織は、時間的にも空間的にも、遥か彼方への心の旅を約束してくれるギタリストだ。スペインやブラジルの多くのギタリストが、自分たちの土壌や生活文化を背景に音楽に反映させていくのだとするならば、村治は、遠方へと旅をする者の心の震えやときめきを、聴き手にしっとりと伝染させる。
「ある貴紳のための幻想曲」は、これまでの村治の演奏と比較しても、トップクラスの素晴らしい名演奏である。もう冒頭から、遠い昔のスペインの風がふわっと吹いてくる。古風な形式、典雅な装飾、憂いと詩情に満ちたその音楽は、エキゾティズムの域を遥かに越えて、聴く者の心を時空を越え自由に飛翔させてくれる。スペインの大作曲家ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)のギターとオーケストラのための大規模な作品としては、有名な「アランフェス協奏曲」を凌ぐ名作であるということが、とても実感できる。ロドリーゴ室内管弦楽団の潤い豊かな響きも極上。
今回のアルバムでの村治は、さらに自分の音楽への確信を深め、思索的な雰囲気さえ醸すようになった。ブックレット中の美麗な写真でも、彼女の面構えは以前の可憐な少女の雰囲気から、独立して自由に歩み始めた大人の女の顔になってきたのには驚いた。どんなかすかな音にも最高度の緊張感と余裕、間合いがうかがえるし、音楽の呼吸は以前にも増して大きくたっぷりとしている。注目されるのは旧作『パストラル』に収録されていた「ファンダンゴ」が再び録音されていることで、村治自身の自らの急速な成長に対する強い自信のほどがうかがえる。(林田直樹)
ロドリーゴに取り組んだ中では一番かなロドリーゴ室内管弦楽団の音。まずこれが素晴らしく豊かで感動する。特にラテン諸国の演奏家に言えることだが、自分の国のレパートリーをやらせると驚くばかりの素晴らしい演奏をする。ましてや、ロドリーゴの名前がついた室内管弦楽団なのだ。ここぞとばかりに良い演奏をする。そして、村治佳織さんのギターの素敵に繊細で力強い音。あまり誰もコメントしていない事だが、彼女はリズム感が良い。リズムに対する乗り方に鋭いセンスを感じる。クラッシックの演奏家のリズム感が素晴らしいと感じたことはあまりないが、彼女のリズムに対する乗り方、そしてかいくぐり方にはスリルを感じる。瞬発力があって思いっきりが良い。再演した"ファンダンゴ"他のソロ演奏にも、ああ順調に成長しているなという印象を受けた。一曲一曲味わって聴きましょうね。
自然にゆったりと。前回のアランフェスと同じでLIVE収録ですが、通常版ですので低音も高音も主張し過ぎない自然な仕上がりです。XRCD盤にはあるギターの余韻(反射音等)がなく若干物足りないかもしれませんが、通常の視聴環境なら問題ないと思います。私はこの曲でリラックスし過ぎて聞いていて寝てしまうので本当に自然な響きだと思います。
語りかけるような微風ギターの音色の美しさにふんわりとやわらかな気持ちになりました。
彼女が奏でる音はまるで耳元にさらりと語りかける微風のようです。
美しい丘陵地帯でのんびりと過ごすような感覚におちいります。
いつも交響曲しか聞かない!という方にぜひ聞いてもらいたい。
Posted by takayama_e at 2006年03月07日 22:45