村治佳織の声が聴ける作品:音楽を夢見た少年~ロドリーゴ:2006年03月07日
●村治佳織の声が聴ける作品:音楽を夢見た少年~ロドリーゴ
音楽を夢見た少年~ロドリーゴ村治佳織

定価: ¥ 2,500
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発売日: 2005-03-23
発売元: ユニバーサルクラシック
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マエストロ・ロドリーゴと村治佳織さんサッカー選手を夢見る少年がいる。素晴らしいことだ。作曲家や演奏家になることを夢見る少年・少女がいるとしたら、或いはそれはもっと素晴らしいことかも知れない。世界中の人々に感動や心の安らぎを与えることが出来るかもしれないのだから、それも長い間にわたって。ホアキン・ロドリーゴが生まれてから100年以上になる。今なお、私たちはこのマエストロの諸作品に魅了され続けている。3歳で失明したロドリーゴは、サッカー王国のスペインにいながら、まわりの男の子たちとサッカー遊びは出来なかったが、ロドリーゴは幼くして音楽というかけがえのない友を得る。村治さんがこのマエストロの人生を、優しく語りかけてくれるのがこのCD。やや早口で舌ったらず(失礼!)の彼女のナレーションがなんと心地よいことか。コンサートやリサイタルで聴衆に語りかける時の村治さんがここにいる。与えられた台本を小器用に朗読してもらうより、もっとロドリーゴを感じさせてくれる。
村治さんは、92年の東京国際ギターコンクールで史上最年少優勝。翌93年"Espressivo"でCDデビュー。その後の彼女の活躍ぶりにつては、多くを語る必要もあるまい。ロドリーゴ作品集として97年末にリリースしたのが"Pastorale"。このCDを聴いたマエストロは、98年10月自らペンをとり、「はかり知れないほどの喜びを持って聴いた」と村治さんに手紙を書いた。これがきっかけともなり、99年1月村治さんはマドリッドのマエストロ自宅を訪れることになった。だが再会がかなうことはなかった。99年7月、ホアキン・ロドリーゴ永眠。01年にロドリーゴ生誕100年記念として、村治さんは「マエストロ・ロドリーゴへのオマージュ」(DVD)を出しているが、このCDは彼女がマエストロに捧げるもうひとつのオマージュでもあろう。一人でも多くの子供たち、少年・少女、そして家族みんなで聴いてほしい。
ホアキン・ロドリーゴ物語!村治佳織さんは、コンサートで良く演奏の間に彼女の近況などを話したりすることがあります。行った事がある方はお分かりになると思いますが、話が上手。実にしっかりした堂々とした話し方でしかも面白い。賢いなと思います。このCDには彼女自身の演奏は入っていません。音楽に合わせて、村治さんがナレーションを担当しています。内容は、ロドリーゴの創作の秘密というか伝記ですね。物語風になっていて楽しく聴けます。青野武さんがロドリーゴの役で声を担当。解説を村治さんが。良い音楽と一緒に彼らのナレーションを聴く。お子様の教育にぴったり。でも、単に村治さんのファンな方々も、ロドリーゴのファンも、いや音楽が好きな方々なら、どなたでも楽しめると思いますね。村治さんのナレーションですか? やっぱり話し方もきちっとしていますね。はきはきした語り口で分り易い。でも、時々ナレーションのテンポが唐突に早くなったりするところはご愛嬌ということで。。もちろんロドリーゴの音楽自体も素敵に流れ、物語とうまくマッチしていました。物語の内容も、へーっ、そんな事があったんだといった発見がいろいろあって、これは大人でも十分楽しめますので、下手にお子様用ですかぁ、と偏見の目で見て通り過ぎない方が良いですよぉ!
Posted by takayama_e at 2006年03月07日 22:45