村治佳織のギター作品:CAVATINA:2006年03月07日

●村治佳織のギター作品:CAVATINA

CAVATINA
村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,741 人気ランキング: 3,283位
おすすめ度:
発売日: 1998-11-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

   クラシック・ギターのアルバムには、クラシック音楽とポピュラー音楽の両方から選ばれた曲を収めていながら、両者がとても自然に溶け合っているものが多い。この楽器で弾かれる音楽は、どんなジャンルであれ、「ギター音楽」という大きな世界の中でなかよく共存できるもののようだ。    村治佳織が20世紀のギター曲や映画音楽などを取り上げたこの『カヴァティーナ』も、そうしたCDの中の1枚。タイトル曲は映画『ディア・ハンター』で使われた美しいバラードで、ギターの巨匠ジョン・ウィリアムスの編曲を得て「ギター音楽」の仲間入りを果たした。単純ながら奥深く、意識の底に下りて行くようなメロディーが印象的だ。村治の演奏もこの曲の抒情性をよく表現している。    ポピュラー音楽からの編曲ものでは、ほかに映画『サウンド・オブ・ミュージック』からの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」、映画『バグダッド・カフェ』からの「コーリング・ユー」があり、後者のハーモニクスを効果的に使ったアレンジ(ブルース・スターク、佐藤弘和)が聴きものだ。    ギターのためのオリジナル曲もいい曲が並ぶ。アンドリュー・ヨークの「サンバースト」には躍動するリズムの楽しさがあり、レオ・ブローウェルの「黒いデカメロン」にはインパクトの強さとスケールの大きさがある。しかし、村治の繊細さを味わいたいファンには、アントニオ・ラウロによる2曲の「ベネズエラ風ワルツ」がいいだろう。センチメンタルなメロディーが心にしみる。(松本泰樹)

美しい…
一番お気に入りの曲はタイトルにもある「カヴァティーナ」です。この曲をジョン・ウィリアムスと彼女の師匠でもある福田進一も弾いているのですが、彼女の演奏はテンポ、リズム、音色、曲想…とどれをとってもこの曲にぴったりだと思います。この一曲だけでも「買い」だと思いますが、他の曲も彼女らしい丁寧さや息遣いが感じられ、好感が持てます。彼女のCDはすべて持っていますが、これは最も好きなものと言えそう。(でも、みんないいからなぁ、彼女のCDは。ま、「外せないCD」ということで…)お勧めします。

親しみやすい作品です
波に乗る女性クラシックギター奏者、村治佳織の'98年の作品。
どの曲も聴きやすく、親しみやすいです。
映画「サウンドオブミュージック」のテーマ曲「my favorite things」や、
映画「バグダッドカフェ」のテーマ曲「calling you」も収録。
クラシックになじみがなくてもすんなり入っていける作品です。
guitar : 村治佳織

Calling You がすべてだった
まずは緑色のジャケットに目がとまった。その麗人は何者かと気になって見てみると、"Calling You"。Holly Cole Trioのあの名曲(ああ陳腐な言い方)をギターアレンジ。それだけがすべてでも良かったのだけど、それ以外も大変な名演奏。彼女についてはあちこちで色々語られているけど(そしてそれはたいてい手放しのべた褒めなのだが)、そう言うあまたの雑音をシャットアウトして純粋に彼女の音の世界に浸りたい一枚。ギターとはこの様に弾くものだ。
Posted by takayama_e at 2006年03月07日 22:45