村治佳織のギター作品:パストラル [XRCD]:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:パストラル [XRCD]
パストラル [XRCD]村治佳織

定価: ¥ 3,885
販売価格: ¥ 3,691 人気ランキング: 18,037位
おすすめ度:

発売日: 1999-09-22
発売元: ビクターエンタテインメント
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アルバム・タイトルは収録曲の中で一番ムードのある曲名を取ったもの。村治佳織のイメージにもよく合っていて、ファンにアピールすること請け合いだ。しかし、もっと説明的につけるなら「カオリ・プレイズ・ロドリーゴ」になるだろう。なぜなら、村治佳織がここで弾いているのはすべてロドリーゴの作曲した曲だからだ。 また、演奏の質に言及するなら、いささか無粋ではあるが「ヤング・アンド・ワイルド」あたりか。村治佳織の元気にハジケた面が出たアルバムだからだ。メリハリがきいた演奏ということで一番にあげたいのは、「小麦畑で」。金属的で冷たい音色とソフトであたたかい音色の対比が印象的で、しかもそれらの交代がなんとも自然におこなわれる。うたごころも十分だ。「祈りと踊り」での躍動感、とくにダイナミクスの変化の大きさにも魅了される。「三つのスペイン風小品」では少し力みすぎた感があるが、それもまた健康的な覇気の表れときこえてすがすがしい。もちろん、ただがむしゃらに弾いているというわけではない。「ヘネラリーフェのほとり」「古風なティエント」でのトレモロやアルペジオなどの繊細なテクニックは、手の込んだデザートや金銀細工にも似た見事な仕事ぶり。最後に置かれた表題曲では、それまでの興奮をさますような静かな演奏をきかせる。 「アランフェス協奏曲」の抒情的なメロディーで知られるロドリーゴには、こんなモダンで実験的な面もあったのかと教えてくれるありがたいアルバムである。(松本泰樹)
ホアキン・ロドリーゴのみで通した一枚これは何度も通して聴いた大好きな作品の一つ。ロドリーゴの曲が好きだということもあるのですが、村治さんの演奏自体が素晴らしいからでもあります。2曲目"古風なティメント"は、例のDVDの一番最後でスペインの印象的な風景をバックに流れた曲なのでなおさら映像が心に浮かぶようで心に残りますね。ロドリーゴの曲にはストーリー性があり、スペインの大地が見えてくるような映像的でヴィジュアルな側面があるのでとても良いです。彼女の弾き方は、どの作品でもそうなのですが相当ユニークですね。ここでも、あのしっかりとした弾き方と、クリスタル系の音色が聴けて満足度が高い。ロドリーゴをやっているからと言って、スパニッシュギター100%になっているというより、あくまでも彼女らしく彼女の感性で演奏しているところに好感が持てます。
お気に入りの一枚ロドリーゴが大好きな私にとって
この一枚は最高にすばらしいものでした。
ちなみに、スペインから帰ってきた村治さんは、
同じ曲目を、今はちがった解釈で弾いているものもありますので、
少し昔の村治さんが見たいという方、村治さんの成長過程を知りたいという方には興味深いCDだと思います。
美しく癒されるギターの音色彼女のコンサートに行って、その魅力的な透明な音色と、凛とした美しい姿にすっかりはまってしまいました。
コンサートではロドリーゴ・アランフェスを聴いたので、
小品を聴いてみたいと思い、このアルバムを選んでみたのですが、
一曲一曲に対する真摯な姿勢と、ギターを愛する心が伝わってきて、
なんとも心地よい一枚です。
ギター好きな方も、これから聴いてみようと思っている方も
十二分に楽しめると思います。
疲れた時、元気を出したいときなど、特におすすめです!
Posted by takayama_e at 2006年03月07日 22:45