村治佳織のCD:2006年03月30日
●村治佳織のギター最新アルバム:リュミエール
リュミエール
村治佳織
定価: ¥ 3,000
販売価格: ¥ 3,000
人気ランキング: 836位
おすすめ度: 
発売日: 2005-10-26
発売元: ユニバーサルクラシック
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
当サイト管理人 福太郎のCDインプレッション
このリュミエールは村治佳織さんのCDのなかで今、最も買われているCDです。
そして、僕が初めて村治佳織のCDを買ったCDでもあります。
ジャケットの彼女のかわいらしさに惹かれたんですけどね。
(それと、購入した店の付録でついていた村治佳織のマウスパットにも惹かれました・・・)
このアルバムは、これまでの彼女のCDアルバムとはちょっと趣を異にしているような感じもします。
一音一音を感情を込めて弾いているような、そして、音と音との間(ま)をとても大切にしているような・・・
アルバムの内容はゆったりしたスローテンポの曲調のものが多く、仕事で疲れた一日の終わりに、安らかに眠りたいときにはうってつけかも。
当サイト管理人 福太郎のCDインプレッション ここまで
しっとり、癒し
弟の湊一さんもデビューし、どうかなっておもっていたところですが、デビュー版依頼ずーっと緊張感のあるアルバムが多かったような気がします。サティがギターのつま弾きでこんなに素敵になるなんて・・・
昨年、リサイタルを聴きに行きサインもしていただけました。疲れているのに最後まで笑顔を絶やさずすてきな方でした。
昨年のデッカ移籍からさらに、世界的な風格が出てきたような気がします。
癒される?
ジャケットは、若返った印象を受けました。
トランスフォーメーションの頃の大人っぽさから、
今回のリュミエールでは、子供っぽくなったかなと思います。
このCDを聞く前は、
車の中で、聴こうと思っていたのですが、
実際、聴いてみると全体的に静かな感じで、
眠たくなってしまう感じでした。
癒されているのか、迫力に欠けるのか、わかりませんが、
聴いていると、眠たくなります。
寝る前か、休日の午後にでも、聴くのが一番いいと思いました。
こころやすまる。。
村治さんのギターは大好きで良く聴いていますが、今回のアルバムは曲目リストを見ただけでも私の好きな曲が並んでいたので迷わず購入!高度テクニックながらやさしいギターの音色が心に響き、心地よい時が過ごせます。クラシックが好きな方にもお勧めです。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:スペイン
スペイン村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 3,045 人気ランキング: 74,250位
おすすめ度:

発売日: 2005-10-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
情熱の一枚スペインは村治さんにとっては、魂の故郷なのかもしれない。
力強さと繊細さを兼ね備えたギターは、言葉を語りかけてくる。
耳に新しいはずの曲さえ、何故か懐かしく感じるのは、彼女の表現力によるのだろう。
切ない、そして懐かしい。そんなアルバムです。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:グリーンスリーヴス
グリーンスリーヴス~シェークスピアの時代の音楽村治佳織

定価: ¥ 3,059
販売価格: ¥ 2,905 人気ランキング: 49,500位
おすすめ度:

発売日: 1995-01-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
16世紀を村治流にやはり素材がどんなものであっても、彼女らしいフレッシュなアプローチになっているところが良いと思います。使っているギターが今と違うのか、音が少し重い(?)それがこの音楽には逆に合っているかな。しかしやはり素晴らしいのは、彼女の出しているフィーリング。新鮮だし適度に刺激的です。
ギターの音色がきれいです。村治さんのギターは、ほんとにいい音色です。
心やすらぐ演奏で、気持ちいいです。落ち着きますね。
大好きグリーンスリーブス実は彼女のアルバム、大好きな「グリーン・スリーブス」が聞きたくて、これを聞いたのよ。でも、何のことはない、私もギターを弾くんだけど、「ムッシューアルメイン」は大好き楽曲。それに、ガリレイとかダウランドとか、もうルネッサンスからバロックにかけてのギター好きにとっては、たまらない曲の数々。でねえ、一番の「グリーン・スリーブス」だけど、いろいろな楽譜があるのよ。ただのマイナー調や半音あげたフレーズや。うん、私は、この曲を聞いて、真似て弾いたわ。でも、彼女はやっぱ、うまいわねえ、まけたわ。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター最新アルバム:リュミエール
リュミエール村治佳織

定価: ¥ 3,000
販売価格: ¥ 3,000 人気ランキング: 836位
おすすめ度:

発売日: 2005-10-26
発売元: ユニバーサルクラシック
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
しっとり、癒し弟の湊一さんもデビューし、どうかなっておもっていたところですが、デビュー版依頼ずーっと緊張感のあるアルバムが多かったような気がします。サティがギターのつま弾きでこんなに素敵になるなんて・・・
昨年、リサイタルを聴きに行きサインもしていただけました。疲れているのに最後まで笑顔を絶やさずすてきな方でした。
昨年のデッカ移籍からさらに、世界的な風格が出てきたような気がします。
癒される?ジャケットは、若返った印象を受けました。
トランスフォーメーションの頃の大人っぽさから、
今回のリュミエールでは、子供っぽくなったかなと思います。
このCDを聞く前は、
車の中で、聴こうと思っていたのですが、
実際、聴いてみると全体的に静かな感じで、
眠たくなってしまう感じでした。
癒されているのか、迫力に欠けるのか、わかりませんが、
聴いていると、眠たくなります。
寝る前か、休日の午後にでも、聴くのが一番いいと思いました。
こころやすまる。。村治さんのギターは大好きで良く聴いていますが、今回のアルバムは曲目リストを見ただけでも私の好きな曲が並んでいたので迷わず購入!高度テクニックながらやさしいギターの音色が心に響き、心地よい時が過ごせます。クラシックが好きな方にもお勧めです。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:Transformations
Transformations村治佳織

定価: ¥ 3,000
販売価格: ¥ 2,700 人気ランキング: 1,785位
おすすめ度:

発売日: 2004-07-21
発売元: ユニバーサルJ
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
村治佳織の、名門デッカ・レーベルとのインターナショナル契約後最初のアルバム。これまでのアルバムのなかでは、もっともしんみりとした、落ち着いた大人の情緒が感じられる。マドリッドやパリで学んで生活したり、イタリアなどのオーケストラと共演を重ねるなど、国際的にもキャリアを積み上げてきた実績は云々するまでもないが、それでも日本の下町っ子らしい自然体は失われていない。 メインは、武満徹の一連のギター作品。武満徹の作品に通じているのは、ぽっかりとした空を見上げたときに心に生まれる、旅情にも似た不思議な切なさではないかと思う。弾き手によっても、聴き手によっても、そのときの精神状態によって、それは悲しげにも楽しげにも響く。村治の演奏は、“静けさへの意識”が高い。鳥たちが歌う風光明媚な自然に囲まれたロンドン郊外のスタジオでレコーディングされたことも関係しているかもしれない。「不良少年」も、「あまり不良っぽくない」という人もいるかもしれないが、団塊世代的なロマンや屈折・情念とは無縁な、曲そのものの美しさに耳を傾けるこうした演奏はむしろ好ましく響く。武満徹の作品はすでに、生前の武満徹やその交遊関係から離れて、より若い世代に確実に引き継がれていっているということの証明であろう。音楽が一部の閉鎖的な愛好者のための所有物にとどまることを最も嫌った武満にとっても、こうした演奏はうれしいはず。 ギタリスティックな意味での聴き応えが最もあるのは、タルレガ「ヴェニスの謝肉祭による変奏曲」だ。ユーモラスな音色に村治の新境地を感じる。かつてジョン・ウィリアムスがとりあげていたギリシャの作曲家ミキス・テオドラキスの一連の作品は、アクの強さ、土臭さが決して嫌味にならず、広く受け入れられる美しい演奏。スティングの名曲を抒情的に編曲したドミニク・ミラーとのデュオ2曲は、かけ離れた2人の個性が触発しあう姿が興味深い。(林田直樹)
買ってよかった。ギターの村治佳織、バイオリンの高嶋ちさ子、と個人的には勝手に好意をもっているのだが、このCDをジャケ買いした私にとって彼女について云々語る資格は無いかもしれない。
しかしながら、随分前にテレビで彼女を見た時から気になっていたので購入に至ったのだが、何故彼女が人を引き付ける魅力があるのか?このCDを聴き込んでその片鱗に触れた気がした。
当然この作品のみでは彼女の魅力は到底語ることが出来ないが、決して彼女のヴィジュアル的なことばかりではなく、この曲を聴く全ての人へのメッセージ、さらには彼女の内面的な優しさ、力強さ、素直さなどがクラシックギター特有の透明感のある旋律に乗って心に響く。
彼女のその調べに想像を重ねては、時には強く、時には優しくガットを弾き、その指の一本一本の繊細な動きまでもが見えてくる。
なんと心地の良いことだろう、さらに彼女に魅了されてしまった。クラシックギターが欲しくなる。
彼女をもっと知る為に過去の作品を聴きたくなったのは言うまでも無い。今までストーンズ好きの私が店でクラシックのコーナーに立つことはあまり無かったが、村治佳織という一人のアーティストに出会ったことでその機会が増えるのは喜ばしい限りである。
大衆向けデビュー当時より、勝手に見守ってきた。最初はずいぶんと優等生的ないわゆる「正しい」演奏する少女という感があった。技術的には問題ない。
ただ、ビジュアル的な美しさをレーベルが強調し過ぎたきらいがあり、彼女的には、音そのもので勝負したかったのではないかと思う。
今回は世界市場に打って出た形で、選曲は親しみやすく商業的には成功すると思う。それはそれでよいとして、今後は、歴史に残る一枚というのを意識した活動を期待したい。かつて山下和仁が展覧会の絵をギター編曲して世界を驚かせたが、20年以上経ってもその時の衝撃は心から消えることはない。
地に足がついた演奏・・・ってこういう人に使ったら重ったるい表現で失礼かな。しかし、今までのようなコンセプトアルバムでなく(もちろん、そちらも素敵なのですよ)、ギタリストとして何を表現したいのか、そういう感じ、こだわりをしっかり前に出してきている。武満のギター作品にこんな素敵なものがあるとは知りませんでした。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織とオーケストラの競演CD
アランフェス協奏曲村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,741 人気ランキング: 27,996位
おすすめ度:

発売日: 2000-03-23
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
ギターの誤解が解けました。ギターってなんか古くさい感じがして、私の中ではヴァイオリンやピアノとは確実に一線を引いてました。ギターのコンチェルトなんか想像つかなくて。ただ村治さんのギターはかねがね興味があり、スペインの作曲家ということで、損はないだろうと思い買いました。何とも素敵でした。毎日聴いています!
アランフェス!音楽のジャンルを問わず、このメロディをいったい何度聴いただろうか。しかし、彼女のこの演奏を最初聴いた時、正直驚いた。あっさりこのレベルでやってしまうのか。凄いギターリストだなと素直に思いました。最初の第一楽章の出だしで、じゃんじゃかじゃんとギターを引き出すところ、あそこで興奮と期待感が入り交じってどきどきする。それは生のコンサートでのアランフェスを観た時もそうだった。あの感動をこのCDでも味わうことが出来る。しかし、今の彼女は確実にこのCDの演奏レベルを超えてますよ。そこも凄いんだよね、考えてみれば。また、ギター用の曲って僕には馴染みが無いものが多いので、いつも彼女のCDを聴くと新たな発見があって良いです。例えば、"ギターと弦楽のためのセレナード"ってなんて良い曲なんだろうと思った。また、最後のタンゴ。。おお、かっこいい。。アレンジもいいけど、まずは彼女の颯爽とした演奏に痺れますね! 度胸が良い人にはタンゴがお似合い。。
本当は大変なんですギターという音量のない楽器をオーケストラの前で弾くのは大変なことです。この演奏の様に室内楽団的な小編成の前で弾くのが正解なのですが、今度はそうするとオケの響きが貧弱になる。今までのほとんどのアランフェスはそのどちらかに偏っていたのですが、この演奏では見事にバランスが取れています。新世紀の標準盤とも申せましょう。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:レスプランドール
レスプランドール村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,741 人気ランキング: 9,348位
おすすめ度:

発売日: 2002-04-24
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
村治佳織は、時間的にも空間的にも、遥か彼方への心の旅を約束してくれるギタリストだ。スペインやブラジルの多くのギタリストが、自分たちの土壌や生活文化を背景に音楽に反映させていくのだとするならば、村治は、遠方へと旅をする者の心の震えやときめきを、聴き手にしっとりと伝染させる。
「ある貴紳のための幻想曲」は、これまでの村治の演奏と比較しても、トップクラスの素晴らしい名演奏である。もう冒頭から、遠い昔のスペインの風がふわっと吹いてくる。古風な形式、典雅な装飾、憂いと詩情に満ちたその音楽は、エキゾティズムの域を遥かに越えて、聴く者の心を時空を越え自由に飛翔させてくれる。スペインの大作曲家ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)のギターとオーケストラのための大規模な作品としては、有名な「アランフェス協奏曲」を凌ぐ名作であるということが、とても実感できる。ロドリーゴ室内管弦楽団の潤い豊かな響きも極上。
今回のアルバムでの村治は、さらに自分の音楽への確信を深め、思索的な雰囲気さえ醸すようになった。ブックレット中の美麗な写真でも、彼女の面構えは以前の可憐な少女の雰囲気から、独立して自由に歩み始めた大人の女の顔になってきたのには驚いた。どんなかすかな音にも最高度の緊張感と余裕、間合いがうかがえるし、音楽の呼吸は以前にも増して大きくたっぷりとしている。注目されるのは旧作『パストラル』に収録されていた「ファンダンゴ」が再び録音されていることで、村治自身の自らの急速な成長に対する強い自信のほどがうかがえる。(林田直樹)
ロドリーゴに取り組んだ中では一番かなロドリーゴ室内管弦楽団の音。まずこれが素晴らしく豊かで感動する。特にラテン諸国の演奏家に言えることだが、自分の国のレパートリーをやらせると驚くばかりの素晴らしい演奏をする。ましてや、ロドリーゴの名前がついた室内管弦楽団なのだ。ここぞとばかりに良い演奏をする。そして、村治佳織さんのギターの素敵に繊細で力強い音。あまり誰もコメントしていない事だが、彼女はリズム感が良い。リズムに対する乗り方に鋭いセンスを感じる。クラッシックの演奏家のリズム感が素晴らしいと感じたことはあまりないが、彼女のリズムに対する乗り方、そしてかいくぐり方にはスリルを感じる。瞬発力があって思いっきりが良い。再演した"ファンダンゴ"他のソロ演奏にも、ああ順調に成長しているなという印象を受けた。一曲一曲味わって聴きましょうね。
自然にゆったりと。前回のアランフェスと同じでLIVE収録ですが、通常版ですので低音も高音も主張し過ぎない自然な仕上がりです。XRCD盤にはあるギターの余韻(反射音等)がなく若干物足りないかもしれませんが、通常の視聴環境なら問題ないと思います。私はこの曲でリラックスし過ぎて聞いていて寝てしまうので本当に自然な響きだと思います。
語りかけるような微風ギターの音色の美しさにふんわりとやわらかな気持ちになりました。
彼女が奏でる音はまるで耳元にさらりと語りかける微風のようです。
美しい丘陵地帯でのんびりと過ごすような感覚におちいります。
いつも交響曲しか聞かない!という方にぜひ聞いてもらいたい。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:シンフォニア
シンフォニア村治佳織

定価: ¥ 3,059
販売価格: ¥ 2,905 人気ランキング: 18,507位
おすすめ度:

発売日: 1996-07-24
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
最初の一枚この一枚を皮切りにほとんど揃えていますが、
このアルバムが一番好きです。
包み込まれる心地よさを味わってください。
自分の中の好きな弦楽器ランキングで
ギターの順位がジャンプアップしました。
輝いて誘う秩序の持つ美しさについて考えるアルバム。きらめくような音に洗われて、いつしか魂は日常を離れる。
バッハやヘンデルなど曲名は知らなくてもメロディーを知っている曲も収録されているのが嬉しい。
フレッシュなアプローチが良いのです。このアルバムを差別化しているのは、村治さんの独特な奏法と、彼女らしい編曲に解釈の仕方。普通に聴く伝統的なバロックの奏法とは、少し違っているところがいかにも彼女らしい。また、彼女の演奏には人の心を癒す力があると思う。それは、彼女の強い精神力と集中力がもたらしていることだということが、直に感じられる素敵な作品。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織自信が選んだベスト選曲:ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST
ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,588 人気ランキング: 2,873位
おすすめ度:

発売日: 2004-02-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
村治佳織の身上はけれん味のない爽やかさに尽きるといってもいい。デビュー10周年を記念して自ら選曲にあたったこのベストアルバムでも、壮大なスケール感や強烈な自己主張こそないものの、折り目正しく清潔感の漂う演奏が披露されている。第1曲はパガニーニが無伴奏ヴァイオリンのために書いた「カプリスNo.24」。ギター用に編曲されたこの難曲を、村治はなんら気負うことなく、丹念に、けなげに弾いていく。パガニーニは悪魔に魂を売り、それと引き換えに人間ばなれした超絶技巧を手に入れたと噂されたヴァイオリニスト/作曲家だが、村治には悪魔ではなく天使がついているのだろう。 派手な演奏効果を狙った曲よりも、すっきりとしたまとまりのよい曲が彼女には合う。ミディアム・テンポできびきびとしたD・スカルラッティの「ソナタK.1」、ゆったりしたアルペジオに乗せてメロディーを歌わせる「カヴァティーナ」あたりが聴きどころだ。(松本泰樹)
オリジナリティが全て。。彼女の素晴らしいところと言えば、デビューの瞬間から今にいたるまで、独特のオリジナリティをギターから発信し続けていることだと思います。音に強い意識が感じられ、鋭い感性と尋常ではない集中力がそこにあること。そして思い切りの良さと天性の勘の良さ。また、発しているオーラが常にポジティブであること。それら全てが彼女の独自性と魅力を形作っていますね。ちょっと聴いただけえで、彼女の演奏だと分る。それは素晴らしいこと。また、曲に対する新鮮なアプローチの仕方にも感銘を受けます。このCDを通して聴けば、彼女がいかにユニークで貴重な存在であるかが分るというもの。それから、彼女のルックスが出している音にマッチしていますね。あの人がこの音楽をやっている、ああそうだろうなという自然なトータルイメージが素晴らしい。
彼女のクラシックとしての存在の確固たる確立。彼女はマスコミ解禁の15歳より
”クラシック・ギター演奏家”
として、プロフェッショナルで絶えず第一線に居る。
その間、ロドリーゴを始め、パリ留学、アランフュス宮殿での演奏、
ポップスを含むカバーなど、精力的に活動している。
また、芥川賞作家の金城一紀氏とのコラボレーションなど
他業界との交流も盛んで、
この業界の第一人者の演奏家。といえよう。
そんな彼女の10年間の結晶を見事に
”いいとこどり”
を自選でしたのが、このCDである。
まさに彼女のプロ遍歴の集約として、
生粋のファンから村治入門者、クラシック初心者、プロ・クラシック・ギタリストとしてジャパン・ポップスとしても必買の一枚である。
欲を言えば、ボーナストラックとかで、実弟もクラシックギターをしているらしいので、ぜひ、競演して欲しいものだ。
これからの活躍も期待できる結晶である。
指の強さが感じられるクラシックギターは奏でる指を含めて楽器の一部だと考えるようにしています。男性の力強さは押さえやつま弾く音から推し量ることが出来ます。村治さんは決して力強くは見えません。しかしながら丁寧にそして確実に心に訴える音を奏でてくれます。
このアルバムは小品が中心ですが、小品の良さが感じられる作品になっています。次第に大人びていく音の変化が感じられます。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織の声が聴ける作品:音楽を夢見た少年~ロドリーゴ
音楽を夢見た少年~ロドリーゴ村治佳織

定価: ¥ 2,500
販売価格: ¥ 2,375 人気ランキング: 39,039位
おすすめ度:

発売日: 2005-03-23
発売元: ユニバーサルクラシック
発送可能時期: 通常3日間以内に発送
マエストロ・ロドリーゴと村治佳織さんサッカー選手を夢見る少年がいる。素晴らしいことだ。作曲家や演奏家になることを夢見る少年・少女がいるとしたら、或いはそれはもっと素晴らしいことかも知れない。世界中の人々に感動や心の安らぎを与えることが出来るかもしれないのだから、それも長い間にわたって。ホアキン・ロドリーゴが生まれてから100年以上になる。今なお、私たちはこのマエストロの諸作品に魅了され続けている。3歳で失明したロドリーゴは、サッカー王国のスペインにいながら、まわりの男の子たちとサッカー遊びは出来なかったが、ロドリーゴは幼くして音楽というかけがえのない友を得る。村治さんがこのマエストロの人生を、優しく語りかけてくれるのがこのCD。やや早口で舌ったらず(失礼!)の彼女のナレーションがなんと心地よいことか。コンサートやリサイタルで聴衆に語りかける時の村治さんがここにいる。与えられた台本を小器用に朗読してもらうより、もっとロドリーゴを感じさせてくれる。
村治さんは、92年の東京国際ギターコンクールで史上最年少優勝。翌93年"Espressivo"でCDデビュー。その後の彼女の活躍ぶりにつては、多くを語る必要もあるまい。ロドリーゴ作品集として97年末にリリースしたのが"Pastorale"。このCDを聴いたマエストロは、98年10月自らペンをとり、「はかり知れないほどの喜びを持って聴いた」と村治さんに手紙を書いた。これがきっかけともなり、99年1月村治さんはマドリッドのマエストロ自宅を訪れることになった。だが再会がかなうことはなかった。99年7月、ホアキン・ロドリーゴ永眠。01年にロドリーゴ生誕100年記念として、村治さんは「マエストロ・ロドリーゴへのオマージュ」(DVD)を出しているが、このCDは彼女がマエストロに捧げるもうひとつのオマージュでもあろう。一人でも多くの子供たち、少年・少女、そして家族みんなで聴いてほしい。
ホアキン・ロドリーゴ物語!村治佳織さんは、コンサートで良く演奏の間に彼女の近況などを話したりすることがあります。行った事がある方はお分かりになると思いますが、話が上手。実にしっかりした堂々とした話し方でしかも面白い。賢いなと思います。このCDには彼女自身の演奏は入っていません。音楽に合わせて、村治さんがナレーションを担当しています。内容は、ロドリーゴの創作の秘密というか伝記ですね。物語風になっていて楽しく聴けます。青野武さんがロドリーゴの役で声を担当。解説を村治さんが。良い音楽と一緒に彼らのナレーションを聴く。お子様の教育にぴったり。でも、単に村治さんのファンな方々も、ロドリーゴのファンも、いや音楽が好きな方々なら、どなたでも楽しめると思いますね。村治さんのナレーションですか? やっぱり話し方もきちっとしていますね。はきはきした語り口で分り易い。でも、時々ナレーションのテンポが唐突に早くなったりするところはご愛嬌ということで。。もちろんロドリーゴの音楽自体も素敵に流れ、物語とうまくマッチしていました。物語の内容も、へーっ、そんな事があったんだといった発見がいろいろあって、これは大人でも十分楽しめますので、下手にお子様用ですかぁ、と偏見の目で見て通り過ぎない方が良いですよぉ!
村治佳織のCD:2006年03月07日
●Mirai~若きマエストロたち~
Mirai~若きマエストロたち~オムニバス

定価: ¥ 2,730
販売価格: ¥ 2,594 人気ランキング: 51,565位
おすすめ度:

発売日: 2003-05-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常3日間以内に発送
未来の巨匠達のコンピレーションアルバム若いがとても実力のあるアーティストの演奏を集めた企画です。
ギターの村治佳織はもとより、大萩康司(ギター)、仲道郁代と仲道佑子姉妹による仲道デュオ(ピアノ)等は、すでに多くのアルバムが発売されており、若いですがその実力は折り紙つきです。
北京生まれのチョウ・チン(チェロ)の「鳥の歌(カタロニア民謡)」が秀逸でした。悲しみを湛えながらも深くて味わいのある音色と表現力を持っています。まだ20代ですが、その円熟した演奏は「未来の巨匠」の彷彿とするものでした。
松本和将(ピアノ)のショパン「バラード1番」はスケールの大きいダイナミックな演奏で感心しました。聴衆を引き込ませるそのピアノは、生のステージを聴きたいと思わせる物ですね。勉強不足ではじめてこのCDで知ったわけですが、将来が本当に楽しみです。
その昔、二胡のジャン・ジェンホワの演奏を聴いて、小澤征爾が感動の涙を流したという逸話がありますが、加古隆の名曲「黄昏のワルツ」に内在する悲しみは「二胡」の音色により一層深まったように感じます。
ピアソラ「リベルタンゴ」のような新しいジャンルへの挑戦は、聴いていて気持ちがよかったですね。バンドネオンとの競演は、世界の音楽に国境はない、というのを感じる演奏でした。
私のように50代ともなると、時々若い方達に「輝かしい未来があなた方の前に広がっている」というセリフを口にします。本音でもあり、無責任でもありますね。実際は、過去のいろいろと努力した積み重ねがあって初めて「輝かしい未来」が広がるわけです。その1里塚(マイルストーン)の演奏集とも言えるでしょう。
このCDに収録された若いアーティストが本当に世界の巨匠として羽ばたくには、より一層の高みへむけて更なる精進が必要でしょう。でもその可能性は「限りなく大きい」と、演奏を聴いて感じました。
素敵な音がいっぱい。クラシックが特に好きというわけではないのですが、村治佳織さんのギターが好きだったので、買ってしまいました。
今まで、佳織さんのギターしか聴いたことがなかったのですが、大萩さんたちの演奏も聴けてよかった。
同じ楽器の演奏でも弾く人の個性が出てて興味深かったです。あらためて、ギターって素敵!って思いました。
それにしても、若手演奏家のみなさん、これほどのすばらしい演奏ができるようになるまでに、どれほどの努力を
されたことか。
クラシックギターをはじめて2年目の私ですが、もうちょっと真面目に練習しないと楽器に申し訳ないと思いました。
やわらかい感じ。大萩さん目当てで買ったCDでしたが、予想以上にバランスのいいCDでした。
クラシックだけれどそう重いものが聴きたくないときや夜ひとりで浸る時にお奨めです。
ギターもいいし、二胡やフルートなどバラエティに富んだ楽器と耳に馴染みやすいどこかで聴いた曲のオンパレードでとても良いです。
プレゼントとしても最適。
演奏なんて若い、ベテランなんて関係ないと思います。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:CAVATINA
CAVATINA村治佳織

定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,741 人気ランキング: 3,283位
おすすめ度:

発売日: 1998-11-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
クラシック・ギターのアルバムには、クラシック音楽とポピュラー音楽の両方から選ばれた曲を収めていながら、両者がとても自然に溶け合っているものが多い。この楽器で弾かれる音楽は、どんなジャンルであれ、「ギター音楽」という大きな世界の中でなかよく共存できるもののようだ。 村治佳織が20世紀のギター曲や映画音楽などを取り上げたこの『カヴァティーナ』も、そうしたCDの中の1枚。タイトル曲は映画『ディア・ハンター』で使われた美しいバラードで、ギターの巨匠ジョン・ウィリアムスの編曲を得て「ギター音楽」の仲間入りを果たした。単純ながら奥深く、意識の底に下りて行くようなメロディーが印象的だ。村治の演奏もこの曲の抒情性をよく表現している。 ポピュラー音楽からの編曲ものでは、ほかに映画『サウンド・オブ・ミュージック』からの「マイ・フェイヴァリット・シングズ」、映画『バグダッド・カフェ』からの「コーリング・ユー」があり、後者のハーモニクスを効果的に使ったアレンジ(ブルース・スターク、佐藤弘和)が聴きものだ。 ギターのためのオリジナル曲もいい曲が並ぶ。アンドリュー・ヨークの「サンバースト」には躍動するリズムの楽しさがあり、レオ・ブローウェルの「黒いデカメロン」にはインパクトの強さとスケールの大きさがある。しかし、村治の繊細さを味わいたいファンには、アントニオ・ラウロによる2曲の「ベネズエラ風ワルツ」がいいだろう。センチメンタルなメロディーが心にしみる。(松本泰樹)
美しい…一番お気に入りの曲はタイトルにもある「カヴァティーナ」です。この曲をジョン・ウィリアムスと彼女の師匠でもある福田進一も弾いているのですが、彼女の演奏はテンポ、リズム、音色、曲想…とどれをとってもこの曲にぴったりだと思います。この一曲だけでも「買い」だと思いますが、他の曲も彼女らしい丁寧さや息遣いが感じられ、好感が持てます。彼女のCDはすべて持っていますが、これは最も好きなものと言えそう。(でも、みんないいからなぁ、彼女のCDは。ま、「外せないCD」ということで…)お勧めします。
親しみやすい作品です波に乗る女性クラシックギター奏者、村治佳織の'98年の作品。
どの曲も聴きやすく、親しみやすいです。
映画「サウンドオブミュージック」のテーマ曲「my favorite things」や、
映画「バグダッドカフェ」のテーマ曲「calling you」も収録。
クラシックになじみがなくてもすんなり入っていける作品です。
guitar : 村治佳織
Calling You がすべてだったまずは緑色のジャケットに目がとまった。その麗人は何者かと気になって見てみると、"Calling You"。Holly Cole Trioのあの名曲(ああ陳腐な言い方)をギターアレンジ。それだけがすべてでも良かったのだけど、それ以外も大変な名演奏。彼女についてはあちこちで色々語られているけど(そしてそれはたいてい手放しのべた褒めなのだが)、そう言うあまたの雑音をシャットアウトして純粋に彼女の音の世界に浸りたい一枚。ギターとはこの様に弾くものだ。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:アランフェス協奏曲 [XRCD]
アランフェス協奏曲 [XRCD]村治佳織

定価: ¥ 3,885
販売価格: ¥ 3,497 人気ランキング: 18,509位
おすすめ度:

発売日: 2000-06-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
オーケストラとの共演を聴くと、その奏者が一人で演奏しているときには気付かなかった音楽性が見えてくることがある。オーケストラと丁々発止でやりあうのか、無理に前へ出ようとせずに協調路線を取るのか、あるいは相手にお構いなくわが道を行くのか。少なくともこのアルバムに関するかぎり、村治佳織は第2のタイプに属する演奏家のようだ。 表題曲は全体的に軽めの演奏。とくに第1、第3の早いテンポの楽章はさらっとしている。オーケストラに強くからんでいくことはせず、しかし自分の輝く場所が用意されているときには、そこでしっかり責任を果たすといったスタンスだ。きかせどころの第2楽章では、もう少し自己主張する。細部にまで注意のゆきとどいたフレージングをしっとりときかせ、楽章全体で十分にスポットライトを浴びる。磨かれた音色は雑味のまったくない蒸留水のようだ。ピアニシモがとくに美しい。カステルヌオーヴォ=テデスコの協奏曲でも、調和型のソリストであることは変わらない。チャイコフスキーをアク抜きしてイタリアの陽光にさらし、スペインの風にあてたようなこの曲は、表情のコロコロ変わるところがおもしろい。「タンゴ・アン・スカイ」はスラヴァ・グレゴリアンや木村大も録音しているギター独奏曲だが、村治はここで、作曲者自身が編曲した弦楽合奏付きの版を弾いている。コントラバスのつくりだすドライヴ感、ヴァイオリンのピチカートなど、いかにもタンゴらしい要素が加わって楽しくきける。(松本泰樹)
キテます!もう・・何と言いましょうか・・・素晴らしいですね。
アランフェス協奏曲は余りにも有名ですが、村治さんの世界を見事に表現していると思います。 胸に染み入るような抑えた情念を感じます。必要以上に熱くならず繊細な感じ。
同名のビデオも味わい深くお勧めです。
CDフォーマット限界の作品元々このアランフェス協奏曲は20bitのデジタル記録されたマスターを使用しています。(CDは16bit・DVD-AUDIOではこの作品は24bit)また日本ビクターの高音質技術K2技術を随所に盛り込んで録音をしているため高音質です。それはこのdisc製造も同様でさらには通常2時間で終わる自動マスタリングをvictorのエンジニアが倍以上の時間を費やして調整しています。
詳しくはXRCDのHPを見てていただければ分かりますが、CDフォーマット史上トップクラスの音であることは間違いありません。また演奏も村治佳織さんのギターと新日本フィルとの連携は評価できます。通常アランフェス協奏曲は収録が難しい作品です。ギターとオケとの音の差がありますので今回はついたての質を良くする事で解決しているのでバランスのとれた音になっています。
圧倒されましたすごいなあ。とても圧倒されました。
表現力が本当にゆたかですね。
ギターと管弦楽とがお互いに引き立てあっているような
魅力的な演奏です。
タンゴ・アン・スカイはギターソロで聞くことが多い曲ですが、
管弦楽曲付もとても良いです。
思わず「かっこいい!」と言ってしまいました。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:グリーンスリーヴス(XRCD)
グリーンスリーヴス(XRCD)村治佳織

定価: ¥ 3,885
販売価格: ¥ 3,691 人気ランキング: 31,755位
おすすめ度:

発売日: 2001-02-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
村治によって開かれた道正直に言って、クラシック好きとはいえ、ギター音楽には興味のなかった私。気軽な気持ちでこの美少女のCDを買ってみました。
しかしBGMとして聴いているうちに、イギリス王朝盛んなりし頃の古い古い音楽の素晴らしさ、村治の素晴らしさ、ギター音楽の素晴らしさにのめりこんでしまいました。
新しい世界を道を示してくれた画期的なCD。この16歳の少女に感謝します。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:エスプレッシーヴォ
エスプレッシーヴォ村治佳織

定価: ¥ 3,059
販売価格: ¥ 2,905 人気ランキング: 31,764位
おすすめ度:

発売日: 1993-10-21
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常3日間以内に発送
デビュー作にして辛口ですね。柑橘系というのか辛口というのか、味が既にして硬質で甘くない。若干固い演奏だが、最初から彼女の個性は突出していた。氷のように透き徹ってガラスのような音。それが彼女の音楽に持ち味を出していたと思う。最近彼女の存在に気づいた方は、これを聴いてみると驚くと思います。最初からいきなり凄いので。しかも表現力があり、情感もこもっている素敵なデビュー作。
今年が年女だなんて9年前、鮮烈なデビューをした彼女。
今芸能界は中学生が当たり前になってきているけれども、クラシック界では、本当に衝撃的でした。
どんな指なのだろうと想像したり、なんて正確なタッチなんだと納得したり、彼女の音楽は日に日に成長しています。
まだ24歳。そして巨匠に肩を並べています。
村治佳織のCD:2006年03月07日
●村治佳織のギター作品:パストラル [XRCD]
パストラル [XRCD]村治佳織

定価: ¥ 3,885
販売価格: ¥ 3,691 人気ランキング: 18,037位
おすすめ度:

発売日: 1999-09-22
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常3日間以内に発送
アルバム・タイトルは収録曲の中で一番ムードのある曲名を取ったもの。村治佳織のイメージにもよく合っていて、ファンにアピールすること請け合いだ。しかし、もっと説明的につけるなら「カオリ・プレイズ・ロドリーゴ」になるだろう。なぜなら、村治佳織がここで弾いているのはすべてロドリーゴの作曲した曲だからだ。 また、演奏の質に言及するなら、いささか無粋ではあるが「ヤング・アンド・ワイルド」あたりか。村治佳織の元気にハジケた面が出たアルバムだからだ。メリハリがきいた演奏ということで一番にあげたいのは、「小麦畑で」。金属的で冷たい音色とソフトであたたかい音色の対比が印象的で、しかもそれらの交代がなんとも自然におこなわれる。うたごころも十分だ。「祈りと踊り」での躍動感、とくにダイナミクスの変化の大きさにも魅了される。「三つのスペイン風小品」では少し力みすぎた感があるが、それもまた健康的な覇気の表れときこえてすがすがしい。もちろん、ただがむしゃらに弾いているというわけではない。「ヘネラリーフェのほとり」「古風なティエント」でのトレモロやアルペジオなどの繊細なテクニックは、手の込んだデザートや金銀細工にも似た見事な仕事ぶり。最後に置かれた表題曲では、それまでの興奮をさますような静かな演奏をきかせる。 「アランフェス協奏曲」の抒情的なメロディーで知られるロドリーゴには、こんなモダンで実験的な面もあったのかと教えてくれるありがたいアルバムである。(松本泰樹)
ホアキン・ロドリーゴのみで通した一枚これは何度も通して聴いた大好きな作品の一つ。ロドリーゴの曲が好きだということもあるのですが、村治さんの演奏自体が素晴らしいからでもあります。2曲目"古風なティメント"は、例のDVDの一番最後でスペインの印象的な風景をバックに流れた曲なのでなおさら映像が心に浮かぶようで心に残りますね。ロドリーゴの曲にはストーリー性があり、スペインの大地が見えてくるような映像的でヴィジュアルな側面があるのでとても良いです。彼女の弾き方は、どの作品でもそうなのですが相当ユニークですね。ここでも、あのしっかりとした弾き方と、クリスタル系の音色が聴けて満足度が高い。ロドリーゴをやっているからと言って、スパニッシュギター100%になっているというより、あくまでも彼女らしく彼女の感性で演奏しているところに好感が持てます。
お気に入りの一枚ロドリーゴが大好きな私にとって
この一枚は最高にすばらしいものでした。
ちなみに、スペインから帰ってきた村治さんは、
同じ曲目を、今はちがった解釈で弾いているものもありますので、
少し昔の村治さんが見たいという方、村治さんの成長過程を知りたいという方には興味深いCDだと思います。
美しく癒されるギターの音色彼女のコンサートに行って、その魅力的な透明な音色と、凛とした美しい姿にすっかりはまってしまいました。
コンサートではロドリーゴ・アランフェスを聴いたので、
小品を聴いてみたいと思い、このアルバムを選んでみたのですが、
一曲一曲に対する真摯な姿勢と、ギターを愛する心が伝わってきて、
なんとも心地よい一枚です。
ギター好きな方も、これから聴いてみようと思っている方も
十二分に楽しめると思います。
疲れた時、元気を出したいときなど、特におすすめです!
